ホルン吹きでSEなブログ

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IT業界用語の話

こんにちは。
タイトルについて。

 

これから出てくる会話は、IT業界で毎日話されている極悪非道なものです。

 

<ケース1> 「殺す」
「こいつ、さっきから動かないんす。殺していいっすかね?」
「いいよ。でもこいつ子供だろ。親も殺さないと同じことになるよ」
「あ、そっか。じゃ両方殺しますね!

 

※システムの話です。

 

殺す = 強制終了させる。

 

たまーに、プログラムを実行するタイミングによって、無限ループしたりエラーが発生しても終了してくれなかったりします。

その時に強制終了させることを「殺す」と言うのです。

実際のコマンドも「kill」ってやつです。物騒なり。

落とす」「こかせる」とも言います。

 

<ケース2> 「食わす」「吐かす」

「こいつに食わしまくってるんですけど、一向に吐かないんすよ」

吐かせる場所指定した?変なとこに吐いてるんじゃない?」

「あーそっか。おい。どこに吐いてんだよ

 

※システムの話です。

 

食わす = データを入力、登録する。

吐かす = データを出力する。

 

食わして吐かせるって拷問ですね。

あるデータを登録すると、必要なデータを補完して出力してくれるシステムなどで使われます。

 

<ケース3> 「キックする」

「こいつ、キックされてるはずなのに反応ないんすよ」

「あぁん?キックする相手合ってるのか?」

「あ!すいません!ミスってました!」

 

※システムの(略)

 

キックする = スケジューラでジョブを実行する

 

キックする相手を間違えるってひでぇ。

特定の時間になったら、指定したプログラムを実行する仕組みで使います。

目覚まし時計みたいなもんですかね?

この例だと「7時にアラームを設定したつもりが、19時だった!」みたいな。

 

<ケース4> 「焼く」

「おーい新人くん、お客さんに渡すやつ焼いといて

「承知しました!」

 

※シス(略)

焼く = CD-ROMなどにデータを書き込む。

 

客に渡すのに焼いたら無くなるやんけ!

...ではなく、CDなどの光学メディアにデータを入力することを言います。

これは日常でも使うかな?

 

 

こんなところかな。

 

日常の会話で何気なく使ったらビックリされました。

エンジニアの業務中の会話って、物騒に聞こえてるんだろうな!